はじめまして。
この記事では、第二種電気工事士を取得するまでの内容をまとめてみました。
電気工事士試験を受ける方はぜひ参考にしてみてください!
会社について
私の会社は、電気CADソフトと、水道CAD・申請ソフトを販売している会社です。
私は事務なので、主に電気CADソフトの使い方を教える仕事を行っています。
ソフトの使い方を教えていくなかで、「この記号って実際はどんなものだろう?」「この電気用語初めて聞いたな」と思うことがありました。
そんなときに社長から「電気工事士受けてみない?」と声をかけていただき、電気工事士を受けてみることにしました。
そんな私が電気工事士の資格を取得するまで、なにを行ったかまとめてみました。
1次試験
「教科書を読む→過去問を解く」の繰り返し
私が勉強に使った教材はこの2つでした。
①2023年版 ぜんぶ絵で見て覚える第2種電気工事士筆記試験すい~っと合格
②すい~っと合格赤のハンディ ぜんぶ解くべし!第2種電気工事士 筆記過去問2023
①の教科書では7つの科目で分類されていて、過去の出題数や難易度からどの順番で学習していくと良いかが記載されていたため、私はその流れに沿って勉強をしました。
あまり出ない科目は捨てました!!
絵で覚える問題はひたすら暗記
配線図記号や器具などは、名前と写真を一致して覚える必要があります。
コンセントやスイッチは、家の中を探してどこに配置されているかを実際に見ることで、頭に入りやすくなったりします。
配線図記号に関しては、会社で扱っている電気CADソフトでも出てくる記号が多かったので、覚えるのにあまり時間はかかりませんでした。
公式を覚える
電流、電圧、抵抗など、小学生か中学生の授業で聞いたことある単語と公式が出てきました。
私はオームの法則さえ忘れていたので、公式は頭に叩き込みました。
公式を覚えたら、あとは問題に出てくる数字を当てはめれば良いので、とりあえず公式を覚えることは必須になります。
過去問を解きまくる
正直これが一番手っ取り早い方法です。
問題はほぼ過去問から出るので、過去問さえ解ければ合格間違いなしです!
私は②の過去問集を解いていき、間違えたところには付箋をつけて、3回正解したら付箋をとっていくやり方をしていました。
試験間近になったら、過去3年分ほどの過去問とマークシートを印刷して、実際の試験のように解いて自己採点をしていました。
この勉強法でなんとか1次試験は合格しました!
2次試験
2次試験は、13問の候補問題の中から出ます。13問の候補問題は事前に発表されるので、しっかり練習さえすれば比較的合格しやすい試験だと思います。
材料について
実技試験では工具や配線などが必要になるので、1次試験が合格してから頼みました。
私はホームセンターやネットでそれぞれ頼みましたが、練習用のセットなども売っているので、迷った方はセットで頼んでおくと楽だと思います。
材料が届くのがギリギリになってしまい、試験の1カ月前から取り組みました。
私は筆記試験の時に複線図は捨てていたので、材料が届くまでは複線図が完璧に書けるように練習していました。複線図を描く時は3色ボールペンがあると、配線を色分けできて分かりやすかったです。
動画を見て練習
2次試験では、ホーザンの動画を見ながら練習しました。
合格したのはホーザンの動画のおかげといっても過言ではないくらい、お世話になりました。
複線図から丁寧に教えてくれるので、1週目は動画をみて真似をしながら覚えました。
13問の中でも同じ器具が登場してくるので、13問もやっていると段々と動画を見なくてもできるようになっていきます。
2回目は不安なところだけ動画で確認、3回目は動画を見ずに時間内でできるか練習といった流れで行いました。
試験の時間は40分なので、複線図も含めて時間内にできるよう練習しました。
複線図にはあまり時間をかけたくなかったので、3分以内には書けるようにしていました。
幸い、一緒に試験を受けた同期がもう一人いたので、分からないところは聞きながら練習することができました。
欠陥が一つでもあると不合格になってしまうため、細かいところまで確認し合っていました。
そんなこんなで試験当日は、落ちついて取り組むことができました。
周りに人がいると自分のペースでできなくなるんじゃないかと不安になりましたが、意外と焦らずにできて時間も余ったので、欠陥がないか何回も確認しました。
無事合格し、電気工事士2種の資格を取得することができました~!
受けるか迷っている方、これから受ける方が、少しでも参考になれば嬉しいです!